マンスリーマンションQ&A
マンスリーマンションに関するよくある質問
マンスリーマンションとは短期賃貸の物件形態の1つで、月極めで契約を結ぶマンションです。
このページではマンスリーマンションに関する、よくある質問を紹介します。
物件探しに関する質問
- Q.1…マンスリーマンション探しのコツはありますか?
A.1…とにかく自分の目で物件を確認し、検討することです。一時的な利用とはいえそこに住むわけですから、立地、設備、環境などは細かくチェックしておきたいですね。可能であれば実際に足を運びたいところです。もしそれが難しいということであれば、自分が物件に求める条件を細かく問い合わせ、納得のいく、あるいは妥協できるところを明確にすることが大切です。気になることは、遠慮せずどんどん聞くようにしましょう。
- Q2.土地勘がないのですが、どうやって物件を探せばいいですか?
A.2…土地勘がないということであれば、一番は実際に現地に足を運び、歩き回って町の雰囲気や駅までの道のりなどをチェックするのがおすすめです。遠方にいてそれが難しいのであれば、「google map」などで周辺環境を調べたり、実際の町の様子を確認できたりしますので、有効活用していきたいところ。その際は、近隣の駅や公共施設、銀行、スーパーやコンビニなど、生活に直結する施設のチェックも怠らないようにしましょう。
契約に関する質問
- Q.1…部屋の探し方がよくわからない
A.1…各マンスリーマンションを扱っている業者のホームページの検索をするか、もし知っているマンスリーマンション業者があれば、直接連絡をして部屋を探しましょう。
- Q.2…法人契約は可能ですか?
A.2…マンスリーマンションは法人契約も可能です。個人と法人では費用の支払い方が違う場合もあるのでご注意ください。
- Q.3…2人での利用は可能?
A.3…利用することは可能です。しかし、設備は1人用しかありませんのでご注意ください。また、マンションによっては2人での利用を禁止しているマンションもありますので、各マンション業者に確認しましょう。
- Q.4…契約時に必要な物は何?
A.4…個人契約の場合は印鑑と身分証明証が必要です。法人契約の場合は社判と会社がわかるホームページ、もしくは会社謄本のコピーが必要です。
- Q.5…未成年者でも契約は可能?
A.5…原則、成人の方のみになります。未成年の場合は契約者は保護者の方に契約してもらいます。
- Q.6…マンスリーマンションでも広い部屋は借りられますか?
A.6…現在主流のマンスリーマンションは、「賃貸マンションとしての建物」を短期、もしくは長期で利用できる賃貸契約を結んで貸し出しているのがほとんどであります。例外はありますが、一般的なマンションやアパートの中に家具と家電が入っているだけですので、一人暮らし用のワンルームから、ファミリー用の広い間取りのお部屋までお好きなものを選ぶことができます。
- Q.7…社員寮や社宅として使うことはできますか?
A.7…マンスリーマンションを社員寮や社宅として利用するのは可能ですが、入居者が変わりますとその都度契約が必要になる場合があります。そういった契約のルールに関しては運営会社によって違ってきますので、社員寮や社宅で使いたい場合には確認をする必要があるでしょう。例えば、地方に社員研修のための短期社員寮として契約されている会社も実際には存在してきます。そういった会社の考えは、社員寮として物件の所有や管理をしなくて済むというメリットがあります。後、家具や家電が全て整っている、必要な期間だけ借りられるといった点だけ見れば、社員寮として利用するのは有効な活用方法になるのかもしれません。
- Q8.マンスリーマンションには何名まで入居できるんですか?
A.8…マンスリーマンションは物件によってタイプが異なり、入居できる人数もさまざま。ワンルームタイプのマンスリーマンションは一般的には1〜2人となっているところが多く、1LDK・2DKなど広いタイプの部屋であれば、5人程度まで入居可能という物件もあります。ただし、複数人で入居をする場合は、賃料や光熱費などで追加料金が発生するケースがあります。もし複数人でマンスリーマンションを利用する予定があるなら、事前に確認しておきましょう。
- Q9.マンスリーマンションに管理人さんはいますか?
A.9…マンスリーマンションに管理人がいるかどうかは、物件によって違います。管理人がいると何かと頼ることができていいのですが、決められた曜日しか管理人がいないようなところもあれば、管理人をまったく置いていないところも。一方で、24時間のコンシェルジュサービスがある物件もあります。どうしても管理人がいるところを希望するなら、その条件で細かく探してみるといいでしょう。詳しいことは、それぞれの物件の運営会社に直接問い合わせてみてください。
- Q10.外国人でも入居は可能ですか?
A.10…基本的には、多くの物件では外国人でも入居は可能です。ただ、入居の際に「日本語で会話ができ、文章を理解できる」「日本国内で仕事をしている」「日本語の話せる連帯保証人を設ける」など、条件が必要なケースがあります。また契約についても、外国人登録証があれば本人が契約でき、外国人登録証がない場合は日本国籍のある代理人が契約する、ということもあります。外国人の入居については物件情報に記載されていることもありますが、詳しくは直接問い合わせてみるといいでしょう。
入居中に関するよくある質問
- Q.1…水道光熱は使い放題ですか?
A.1…一般的な使用量であれば問題ありません。極端に多くの量を使用した場合は超過料金として請求されます。
- Q.2…入居中に部屋に宅配便を利用できますか?
A.2…契約期間中であれば利用することは可能です。マンスリーマンション業者名ではなく、マンション名を送付先に指定する必要があります。(※郵便の場合は転送手続きが必要となります)
- Q.3…友人を泊めることはできますか?
A.3…事前にマンスリーマンション業者に伝えておくことで泊めることが可能です。その場合、水道光熱費を別途負担する必要がありますので注意しましょう。
- Q.4…家具家電のレイアウト変更はできますか?
A.4…レイアウト変更することは可能です。ただし、退去時には入居時と同じレイアウトに戻す必要があります。レイアウト変更時には傷をつけないようにしましょう。
- Q.5…入居中の契約延長は可能?
A.5…契約満了10日前をめどに事前連絡をし、空室状況によっては延長できない場合がありますが、空いていれば延長そのものは問題なくすることができます。延長保証オプションを取り扱っている業者もあります。
- Q.6…入居中の掃除はどうすればいいですか?
A.6…一般的な運営会社は、入居されたお客様に一任している場合がほとんどです。掃除機や清掃用具もお部屋に設置している場合がほとんどですので、そちらの道具を使って入居中はご自身で掃除をしてもらうことになります。また、別途で料金は加算されますが、掃除が苦手という方には家事代行サービスを業務提携で行っている運営会社も存在してきます。どうしても掃除だけは代行でお願いしたいという方は、入居前に一度確認する必要があるでしょう。
- Q.7…マンスリーマンションで調理をすることは可能ですか?
A.7…ごく稀に例外はありますが、ほとんどのマンスリーマンションではキッチンが備え付けられていますので、自由に料理を楽しむことができます。調理器具や食器類など、料理に必要とする用具をパック販売している運営会社もありますので、ご自身で用意ができない場合はこういったパック販売のものを利用するという手段もあります。後、マンスリーマンションの立地によっては周りにコンビニやスーパーマーケットなどがない恐れもありますので、入居前には周辺の施設を確認しておくことをおすすめします。
- Q.8…マンスリーマンションには駐車場はありますか?
A.8…マンスリーマンションによっては駐車場付きの物件があります。こちらも運営会社によって変わってきますので、どうしても駐車場が必要な場合は確認するようにお願いしています。また、マンスリーマンション自体に駐車場が用意されていなくても、周辺にコインパーキングが設置していることも多いですので、そういった場合はそちらをご利用して頂ければと思います。
- Q.9…常駐している管理人はいますか?
A.9…こちらに関してもマンスリーマンションによって変わってきます。常に常駐している物件もあれば、決められた日時のみ常駐、全く管理人がいないなど、物件によっては様々になってきます。管理人がいないと不安だという方は、入居前に確認をする必要があります。
- Q.10…布団は用意されていますか?
A.10…布団については、お部屋に設置されている場合と、別途でレンタル料を頂くケースの2つとなります。「ベッドあり」と記載されている物件であっても、中にはベッドだけが用意されていて布団は付いていないということもあります。以前は布団が備え付けられている物件がほとんどだったのですが、衛生上の問題からそういった物件が少なくなってきたのは間違いありません。仮にベッドも布団も付いている物件があったりしますが、ベッドメイキングに関しては運営会社の社員はお部屋に入れない決まりとなっているため、全てご自身でやってもらうことになります。
- Q11.ライフラインの手続きは必要ですか?
A.11…基本的には、手続きは不要なケースが大半です。マンスリーマンションのライフラインは、基本的には物件の運営会社が電力会社・水道会社・ガス会社と契約しているからです。光熱費の支払いは、ほとんどの物件が一日あたりの光熱費を定額で設定しているので、事前に確認をしておくといいでしょう。なお、あまりに度を越えた使い方をすると追加料金が発生する場合がありますので、定額だからといって夏場にエアコンを24時間入れっぱなしにしておく、といった利用方法は避けるのが賢明です。
- Q.12…ペットと一緒に入居はできますか?
A.12…「ペット可」という条件の物件であれば、入居は可能です。ただ、マンスリーマンションでもペットの入居を認めている物件は非常に少なく、種類や大きさなどが限定されるなど、厳しい条件が設定されていることもあります。どうしてもペットと一緒に入居をしたいということであれば、そうした条件のある物件を根気よく探す必要が出てくるでしょう。また、詳細を知りたいということであれば、前もって管理会社に問い合わせをし、疑問点を解消しておくのがおすすめです。
料金や契約に関するよくある質問
- Q.1…マンスリーマンションを借りる際、総額でいくらぐらいかかりますか?
A.1…こちらに関しては、ウィークリーマンションやマンスリーマンション、運営会社の料金設定などによって料金にバラつきがあります。ですので、運営会社のホームページを参考にしてみることで大体の相場がわかってくるかと思われます。基本的に、賃料と光熱費は1日あたりの金額を記載しており、クリーニングについては1契約につき1回の費用として記載されていることが多いです。したがって、ホームページに記載されている金額の計算方法として、滞在日数×賃料+クリーニング代=滞在中にかかる金額ということになります。また、運営会社によっては保証金が必要な場合があったり、人数が追加されるごとに費用が発生する場合もあります。後、キャンペーン期間などで一部の料金が安くなる場合があったりしますので、ご利用する際は一度きちんと見積もりを立ててから利用するようにして頂きたいと思います。
- Q.2…マンスリーマンションの支払い方法はどうなっていますか?
A.2…ほとんどの運営会社は、銀行振り込みでの支払い方法を取っています。また、カード決済やコンビニ支払いは可能にしている運営会社も存在してきますが、現時点ではほとんどの運営会社は銀行振り込みという手段を取っています。支払いのタイミングなのですが、基本的には入居前に一括払いというのが基本となっています。ただ、契約期間が長い場合だと金額も高額となってしまうため、そういった場合は通常の賃貸契約と同様に賃料や光熱費などの毎月の費用に限り、前家賃として支払うことを可能にしている運営会社も多いです。
- Q.3…マンスリーマンションを借りる際にはどんな書類が必要になりますか?
A.3…運営会社によって契約形態や取引形態は変わってきますので、必要になる書類も運営会社によって変わってくるというのが現状です。一般的に必要とされる書類は、「身分証明書」、「ご契約者の印鑑」、「保証人の同意書」といったところが基本となります。これがウィークリーマンションだと契約する日数が少ないため、「保証人の同意書」といったものは省略される場合もあります。やはり、マンスリーマンションは契約する日数が多いため、普通に物件を借りる際に必要な書類がそのまま反映される場合が多いようにも感じます。
- Q.4…マンスリーマンションには連帯保証人は必要ですか?
A.4…連帯保証人に関しましては、運営会社によって違ってくるというのが現状です。ただ、マンスリーマンションの場合は月単位での契約となる場合がほとんどですので、一般の賃貸契約のように連帯保証人、もしくは保証人を必要とする場合が多いです。また、連帯保証人や保証人が必要でない場合でも、事件や事故に備えて緊急連絡先をお聞きするケースがほとんどとなります。
退去時に関するよくある質問
- Q.1…退去時はどうすれば良いですか?
A.1…チェックアウトまでにゴミ出しや私物の搬出を完了させ、部屋を施錠し退去します。鍵は指定の送付先に発送して完了です。
- Q.2…退去時に立ち会いは必要ですか?
A.2…退去時の立ち会いは不要です。ただし、1年を超える長期利用の場合は、マンスリーマンションの業者より状況確認の連絡が入ります。
- Q.3…退去時の鍵の返却はどうすれば良いですか?
A.3…鍵の返送先が記載されたレターパックや宅配用のキットを契約時に受け取ります。それを使用してチェックアウト(契約満了日)までに発送手続きをしましょう。
まとめ
マンスリーマンションを契約する際のよくある質問を説明しました。マンスリーマンションは一時的に借りるお部屋という認識が強いと思いますが、契約に関しては一般の賃貸契約とあまり変わらないというのが現状であります。やはり月単位での契約となりますので、週単位で契約をするウィークリーマンションとの違いはこの契約方法が一番大きいのではないでしょうか。一時的の滞在でいいのであればマンスリーマンションは非常に便利な宿泊施設だと思います。ホテルと違って身の回りのことはご自身で行わなければなりませんが、費用面で言えばマンスリーマンションの方が圧倒的に安いというのは間違いないのです。そこが、マンスリーマンションを多くの方に利用されている理由だと思います。