出張中のビジネスマンが1人で利用するイメージが強いマンスリーマンションですが、実はカップルや家族など2人での利用を歓迎しているマンスリーマンション業者も多くあります。
実家の増築工事が終わるまでの仮住まいや結婚前の予行演習として恋人と生活するなど、マンスリーマンションを2人で利用する目的はさまざま。ただし、単身と2人では契約内容や滞在費用が異なるうえに、業者によって細かいルールが設けられているため注意が必要です。
2人でマンスリーマンションを利用する場合の相場や、業者による契約内容の違いについて、ここで確認しておきましょう。
マンスリーマンションを2人で借りる際に必ず確認しておきたいのが、水道光熱費。単身の場合は1日あたり約700円ほどの請求が一般的です。2人で住む場合も同様に水道光熱費が発生し、2人目には1日あたり300円ほどの水道光熱費になります。そのため1日の合計は1,000円ほどが相場となります。
マンスリーマンションは水道・ガス・電気を使用した分だけ支払うシステムではありません。水道光熱費に関しては、1日あたりの費用として設定している業者がほとんどなので、使用量に関係なく水道光熱費が請求されるのです。料理をせず洗濯をコインランドリーで済ませる人でも、毎日決まった水道光熱費が加算されます。業者によって2人目の水道光熱費が異なるので、契約前に必ず確認することが大切です。
2人以上で利用しているにも関わらず、水道光熱費など滞在費用を節約するため内緒にするのは契約違反となります。強制退去させられるケースもあるので、必ず申告をしましょう。
2人でマンスリーマンションを借りる際は、業者によって定められているルールに従う必要があります。
以下の項目では、2人でマンスリーマンションに住む場合の料金システムや滞在者が守るべきルールを会社ごとにまとめているので、一緒に確認してみましょう。
※当サイトに掲載されているマンスリーマンション会社の中から、ツインベッド&即入居が可能な物件を扱っている会社を東京都内の物件数が多い順に3社紹介しています。
【各社の物件数】ユニオンマンスリー:2,103件、リブマックス東京:1,629件、グッドステイ東京:1,574件(2021年6月17日時点の公式サイト掲載情報)
■ユニオンマンスリーの場合
2名入居費用は不要となっていますが、入居にあたりベッドの数やサイズが要望に合わないことがあるため、数やサイズについては前もって確認が必要となる点に注意が必要です。また、希望に応じて寝具を追加することも可能です。
また、鍵は利用人数に限らず1セットの用意となっています。追加希望の場合はオプションで鍵を追加することができます。
■リブマックス東京の場合
リブマックス東京の場合。1Kタイプの部屋であれば、ほとんどの物件が最大2名まで利用可能となっています(4名などより多くの人数が入居できる部屋もあります)。複数名で入居する場合の入居費用は「表記賃料×20%(小学生は表記賃料×10%)」となっています。
寝具などレンタル可能なアイテムも用意されていますので、詳細は問い合わせを。
■グッドステイ東京の場合
グッドステイ東京でも2名で利用できる部屋も用意しています。利用可能な人数はホームページの物件詳細に記載されていますので、検索時に確認を。複数名利用の場合の賃料は「表記賃料×20%(小学生は表記賃料×10%)」となっています。
また、滞在中に家族などを滞在させる場合には別途費用が発生するケースがありますので、あらかじめ相談が必要となります。
結婚を考えている彼の実家に移り住むことになり、増築工事の間の仮住まいとしてマンスリーマンションを契約しました。実家の近くにあるマンションだったので、何かあれば実家にすぐ行けるから便利です!二世帯住宅が完成するまでの間、彼との貴重な二人暮らしを楽しみたいと思います。
2ヶ月ほど彼とマンスリーマンションに住んでいました。彼とはすぐに結婚したかったのですが、お互い実家暮らしなので家事や金銭感覚などの生活力が未知数。「まずは2人で生活してみよう」ってことになったんです。補償金や敷金がかからないので、普通のマンションを借りるより安上がりでした。
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